小児科について

発熱などの症状から慢性的な
お悩みまで
どんなことでも
お気軽にご相談ください
当院では、来院されるお子さんを自分の子どものように考え、やさしく心を込めた診療を心がけています。発熱や咳、鼻水、嘔吐、下痢、発疹といった急性症状から、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などの慢性疾患、皮膚・鼻・耳に関する症状まで、幅広く対応します。また、予防接種や乳幼児健診、子育てに関するお悩みにも丁寧にお応えしております。診察の結果、精密検査や入院が必要な場合は、高度医療機関や専門外来へのご紹介も可能です。小金井・国分寺エリアを中心に、地域のお子さんの「かかりつけ医」として、寄り添った診療をご提供いたします。どんなことでもお気軽にご相談ください。
このような症状はご相談ください

熱がある

咳が出る

鼻水が出る

のどが痛い

喘鳴(ゼーゼー)
している

腹痛

便秘・下痢

吐き気・嘔吐

顔色が
すぐれない

食欲不振

湿疹をくり返す

皮膚のカサカサ
ブツブツ

皮膚の赤み

ご機嫌が悪い

ひきつけ
(けいれん)
このような症状に限らず、ご不安や
疑問があればお気軽にご相談ください
よくある疾患
子どもの呼吸器のお悩み
- 風邪
- 気管支炎・肺炎
- 気管支喘息
- クループ症候群
- 中耳炎
- 新型コロナウイルス感染症 など
など
子どものお腹のお悩み
- 嘔吐・下痢・腹痛
- 急性胃腸炎
- 腸重積
- 虫垂炎
- 便秘
- 過敏性腸症候群
- 乳糖不耐症
- 血便
- 下血
など
子どもの皮膚のお悩み
- アトピー性皮膚炎
- 皮脂欠乏症・皮脂欠乏性湿疹
- あせも
- おむつ皮膚炎
- とびひ
- 水痘(水ぼうそう)
- 麻疹(はしか)
- 風疹
- 突発性発疹
- 伝染性紅斑
- 手足口病
- アタマジラミ
など
子どものアレルギーのお悩み
- 食物アレルギー
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
など
子どもの泌尿器のお悩み
- 尿路感染症
- 夜尿症
- 包茎
- 亀頭包皮炎
など
子どもの外科
- 鼠径ヘルニア
- 臍ヘルニア
- 陰嚢水腫
- 停留精巣
- 移動性精巣
など
当院の小児科

小児科専門の医師による丁寧な診療
専門的な症状・お悩みにも幅広く対応
当院では、豊富な知識と経験を持つ小児科専門の医師が診療を担当し、お子さんの体調不良に対して、幅広く治療しております。発熱や咳、下痢などの一般的な症状はもちろん、小児外科や小児神経疾患、発達・発育のご相談も可能です。一人ひとりの状態に合わせて、適切な治療方針をご提案いたします。

小さなお子さんと安心して通える
設備環境を整えています
当院では、ベビーカー置き場や小児科専用の待合スペースを設け、お子さんとご家族のかたが快適に過ごせる環境を整えています。院内にはおむつ替えスペースもご用意しているため、乳幼児を連れての受診も安心です。少しでも快適に通院していただけるよう、院内環境の整備・工夫を行っております。
「あったらいいな」にお応えします

ベビーカー置き場
クリニック入口にベビーカー置き場を設置しております。また、スロープもございますので、お子さんをベビーカーに乗せたままご来院いただくことも可能です。

小児用の待合スペース
小児科のお子さんには専用の待合スペースを設けております。絵本やテレビを見ながら、ゆっくり診察を待つことができます。

おむつ替えスペース
バリアフリートイレやおむつ替え用のベッドも設置しています。診察の前後や、待ち時間にご利用いただくことができ、赤ちゃん連れのかたも安心です。

子どもが安心して通える、
やさしい診療環境
子どもにとって、病院は緊張や不安を感じやすい場所です。当院では、診察をできるだけ怖がらずに受けられるよう、診療の進め方や声かけに配慮しています。診察室内にはアートを取り入れたり、子どもが安心できる工夫を取り入れたりすることで、病院が嫌いにならないよう対応いたします。

子どもの喘息治療にも
力を入れています
当院では、小児喘息の管理に力を入れており、症状の程度やライフスタイルに合わせたきめ細かな診療を行っています。吸入薬や内服薬を処方するだけでなく、発作を防ぐために必要な生活上の工夫についても、丁寧にアドバイスいたします。ご家族のかたのご不安にも寄り添いながら、お子さんが健やかに成長できるよう、継続的なサポートを行っています。
子どもの呼吸器のお悩み

「なかなか治らない咳」は
早めの相談が安心につながります
小さなお子さんは成人に比べて気管支が狭いため、軽い風邪でも痰が詰まりやすく、苦しそうな咳をすることが多く見られます。ほとんどの場合、風邪が治るにつれて咳は減少しますが、咳が長引く場合は、アレルギーによる喘息あるいは、風邪以外の呼吸器感染症が原因かもしれません。お子さんの咳が気になるかたや、風邪と診断されたお子さんの咳がなかなか治らない場合は、ぜひ当院にご相談ください。
Consultation
このような症状はご相談ください
- 定期的に喘鳴(ゼーゼー音)がある
- 苦しそうで哺乳できない
- 咳や喘鳴がなかなか治らない
対象となる主な疾患
風邪
一般的に「風邪」と呼ばれるものは、病名ではなく、風邪症候群と呼ばれる一連の症状を指す言葉です。くしゃみ、鼻水、発熱、喉の痛みなどの症状を総称して風邪症候群と呼びます。主に鼻や喉の奥の粘膜にウイルスが感染して炎症を起こすことで症状が現れますが、原因となるウイルスの種類は多岐にわたります。ウイルスが原因なので特効薬はなく、症状を抑えるための薬を用いて、ウイルスが体外に排出されるのを待つのが治療の基本です。
気管支炎・肺炎
気管支炎・肺炎は、風邪による上気道の炎症が気管支や肺に広がった状態です。上気道の炎症よりも発熱や咳が強く、回復に時間がかかる傾向があります。血液検査で炎症が強い場合や発熱が続く場合は、抗生物質による治療が行われます。風邪で発熱や咳が続く場合は肺炎に注意してください。顔色が悪い場合や、呼吸がつらそう、水分をとってくれない場合は入院が考慮されます。
気管支喘息
お子さんの気管支喘息は、咳、ゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴や、呼吸困難を繰り返すのが特徴で、場合によっては多呼吸、陥没呼吸、チアノーゼも併発します。喘息発作は気道感染、アレルゲン、天候の変化、急な運動などによって引き起こされますが、心理社会的要因(心因)も引き金となったり、悪化の要因となったりすることがあります。もう1つの特徴としては、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などのアレルギーを伴うことが多い点も挙げられます。
クループ症候群
生後6ヵ月から3歳までのお子さんによく見られる呼吸器感染症で、ウイルス性の喉頭気管支炎です。クループは病名ではなく、感染症が原因で起こる、特定の呼吸器症状の総称を意味します。症状は、声の通り道 (声門周囲) のウイルス感染によって引き起こされるむくみと腫れの結果として現れます。この病気に特有の咳、鼻水、発熱が見られます。多くの場合、クループ症候群は、夜間の咳が突然悪化することで発見されます。ほとんどの場合、クループ症候群の症状は数日以内に軽快します。
中耳炎(急性中耳炎)
耳の穴から外耳道をまっすぐ進むと、鼓膜と呼ばれる膜に到達します。この鼓膜の後ろにある空間が中耳です。急性中耳炎は、この中耳が感染する病気です。細菌やウイルスが、中耳と鼻の奥をつなぐ耳管を通って中耳に入り、感染を引き起こします。この病気はお子様にも成人にも発症しますが、成人に発症することはまれで、ほとんどの症例は5歳未満のお子さんに見られます。急性中耳炎は「耳の風邪」とも言われるほど、お子さんによく見られる病気です。データによると、3歳以下の約80%が少なくとも1度は罹患しています。
喘息治療における呼吸機能検査について

見えない呼吸を、数値でとらえる喘息治療
喘息の治療では、症状の有無だけでなく、呼吸の状態を客観的に把握することが重要です。当院では、呼吸機能検査を用いて気道の状態を評価し、治療や管理に活かしています。検査により、咳やゼーゼーといった症状が落ち着いている時期でも、気道の狭さや変化を確認することが可能です。その結果をもとに、お子さんの状態に合わせた治療内容や薬の調整を行います。定期的な検査と診察を通じて、発作の予防と安定したコントロールを目指します。
子どものお腹のお悩み

「いつもと違う」と感じたら
それは大切なサインです
お子さんの嘔吐や下痢は、ウイルスや細菌感染に対する体の自然な反応として起こることが多く見られます。ただし、原因がお腹だけとは限らず、食物アレルギーや別の病気が関係している場合もあります。症状が長引く、いつもと様子が違うと感じた場合は、早めにご相談ください。また、血便が見られる場合は注意が必要です。一時的な胃腸風邪のこともありますが、腸重積など重篤な病気が隠れている可能性もあります。強い痛みや高熱を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。当院では、お子さんの症状に合わせた丁寧な診療を行っています。
Consultation
このような症状はご相談ください
- 嘔吐や下痢が続いている
- 腹痛、便秘の症状がある
- 血便がでた
- 排便痛がある
- 体重が増えない、減ってきた
対象となる主な疾患
急性胃腸炎
急性胃腸炎は、ウイルスや細菌感染により腹痛、嘔吐、下痢などが起こる病気で、感染性胃腸炎や嘔吐下痢症とも呼ばれます。特効薬はありませんが、多くは2週間以内に自然に回復します。原因の半数はロタウイルスやノロウイルスで、便や嘔吐物を介して感染が広がります。お子さんは脱水を起こしやすいため、「尿が少ない」「口が乾く」などのサインに注意し、早めに経口補水液で水分補給を行いましょう。
腸重積
腸重積症は、腸が腸の中に入り込み重なってしまう病気で、放置すると腸が傷つく危険があります。主な症状は腹痛、嘔吐、イチゴジャム状の血便です。「激しく泣いたあと急に元気がなくなる」状態を繰り返す場合は注意が必要です。初期には血便が出ないこともあります。早期であれば特殊な治療で改善しますが、発見が遅れると手術が必要になることもあります。疑わしい症状があれば、早めに医療機関を受診してください。
虫垂炎
虫垂炎は、一般に「もうちょう」と呼ばれ、虫垂が炎症を起こすことで発症します。虫垂は詰まりやすい構造のため、炎症が進行すると穿孔や腹膜炎を起こすことがあります。症状は腹痛、嘔吐、発熱などで、腹痛がみぞおちから右下腹部へ移動するのが特徴です。お子さんでは症状を訴えにくく、発見が遅れることもあります。元気がない、食欲がない状態が続く場合は、早めの受診が大切です。
便秘
便秘とは、便が出にくい、または腸内にたまっている状態を指します。排便回数が少ない、便が硬い、排便時に痛みや出血があるといった症状が見られます。便秘は一過性と慢性に分けられ、慢性便秘は長期間続き、日常生活に影響することもあります。放置すると治療が長引くため、早期対応が重要です。当院ではガイドラインに基づいた治療を行い、お子さんや保護者のかたと相談しながら進めていきます。
子どもの皮膚のお悩み

肌トラブル治療から日常の
スキンケアまで
お肌の状態・お悩みに
合わせて対応します
お子さんの皮膚はバリア機能が未発達なため、角質層の皮脂や水分量が減少すると、肌トラブルが起きやすくなります。また、かきむしった部位からアレルギーの原因物質(アレルゲン)が侵入することで、アレルギーを発症する可能性も少なくありません。当院では、お子さんの肌の状態を丁寧に診察し、状態に応じた治療をご提案しております。肌トラブルの対処から日常のスキンケア指導まで、幅広く診療しておりますので、お気軽にご相談ください。
Consultation
このような症状はご相談ください
- 子どもが肌荒れを起こしている
- 肌のかゆみをよく訴える
- 肌の赤みが強い
- 肌をかきむしることが多い
- ブツブツとした発疹がある
- よく不機嫌だが理由がわからない
- 肌がカサカサ、乾燥している
- 子どものスキンケアを相談したい
当院の子どもの皮膚の治療

赤ちゃんの肌トラブルも
早めの対応で安心を
赤ちゃんの肌によくみられる症状が「乳児湿疹」です。かゆみや赤みを引き起こす疾患であり、不機嫌・不快感を伴います。ただの肌トラブルと思って様子を見てしまうと、皮膚のバリアが壊れたところからアレルゲンが侵入して、食物アレルギーや気管支喘息をまねくことがあり、注意が必要です(アレルギーマーチ)。当院では、一人ひとりの肌の状態に合わせた治療を行い、症状を長引かせないことを大切にしています。気になる湿疹や肌荒れは、お気軽にご相談ください。

ご家庭でもできるケア方法について
丁寧にお伝えいたします
お子さんの皮膚トラブルを改善するためには、ご家庭でのケアがとても大切です。当院では、塗り薬の適切な塗り方や、日常生活のポイントについて、わかりやすくご説明しています。ご自宅でのケアをしっかり行うことで、症状の改善や再発予防も期待できます。お子さんのスキンケアに関するご質問・ご相談もお受けしておりますので、お気軽にお尋ねください。
対象となる主な疾患
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う湿疹が出たり消えたりしながら、2ヵ月以上続く慢性疾患です。その原因はさまざまで、体質や皮膚の状態に、アレルゲンなどの外部要因が重なって発症します。一般的に、幼児期に発症することが多く、湿疹は顔や手首・足首、前腕、ふくらはぎまで広がります。年齢とともに徐々に改善していきますが、首や脇の下、肘、膝など、関節周辺の湿疹が残るケースも少なくありません。治療は、保湿剤やステロイド入りの外用剤を使用します。また、状態に応じて、免疫抑制剤(タクロリムス軟膏)・コレクチム軟膏・モイゼルト軟膏などの塗り薬や抗ヒスタミン薬などを用います。医師の指示のもと、根気よく治療を続けることが大切です。
皮脂欠乏症と皮脂欠乏性湿疹
皮脂の分泌不足により、皮膚がひび割れたり、カサついたり、白い粉をふいたりする状態です。皮脂欠乏症の場合、症状は乾燥のみですが、皮脂欠乏性湿疹の場合は乾燥だけでなく、湿疹も見られます。生後6ヵ月を過ぎると皮脂が急激に減少し始め、こうした症状が起こりやすくなります。治療として、ヘパリンなどの保湿剤を使用し、肌状態の改善を目指します。かゆみが2ヵ月以上続く場合は、別の病気が原因の可能性もあるため、一度ご相談ください。
あせも
汗の出口がふさがり、皮膚の下に汗がたまって、炎症を起こす状態で、おでこや髪の生え際、首、脇、肘の内側、膝などによくみられます。特にお子さんは基礎代謝が高く、汗をよくかくため、あせもができやすい傾向にあります。治療は、症状に応じて、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬の内服を処方します。また、通気性や吸湿性の良い素材の衣服を着る、室内を定期的に換気する、温度調節にも配慮するといった対策も有効です。汗をかいたらこまめに着替えたり、入浴したりすると、つらい症状を悪化させずに済みます。皮膚に赤みやかゆみが生じ、かきむしると、とびひ(伝染性膿痂疹)を引き起こすこともあるため、気になる症状を見つけたらお早めにご相談ください。
おむつ皮膚炎(おむつかぶれ)
尿や便には刺激物が含まれており、特におむつを着用する時期のお子さんは、陰部や肛門に赤み・ただれ・湿疹を起こすことがあります。こうした症状は「おむつかぶれ」と呼ばれており、お尻を拭く時の摩擦で炎症が悪化することも少なくありません。亜鉛華軟膏またはワセリンを患部に塗り、皮膚を刺激から守ることによって、悪化を防げます。また、お尻を丁寧に洗ったり、おむつを頻繁に交換したりすることも有効です。炎症がひどい場合は、ステロイド外用剤を短期間だけ使用することもあります。カンジダ皮膚炎も類似した症状を引き起こすため、抗真菌薬による治療を行います。症状によって治療法は異なるため、医療機関で正確に診断してもらうことが重要です。
とびひ(伝染性膿痂疹)
細菌感染によって、肌トラブルやかゆみを伴う水疱ができる疾患です。湿疹・あせも・虫刺され・アトピー性皮膚炎などで皮膚をかいた部位に細菌が付着すると、体のあちこちに症状がみられるようになることがあります。主な原因は、黄色ブドウ球菌です。化膿レンサ球菌が原因の場合は、痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)と呼ばれ、紅斑から厚いかさぶたまで、さまざまな症状を引き起こします。症状を改善するためには、抗菌薬による治療が必要です。また、シャワーをこまめに浴びるなどして、患部の清潔を保ち、皮膚をかかなくて済む状態を維持できるよう、対応していきます。かさぶたができるまでは感染のリスクが高いので、タオルなど皮膚に触れるものの共用は避けましょう。
ウイルス感染症
皮膚トラブルを引き起こすウイルス感染症には、水痘(水ぼうそう)や麻疹(はしか)、風疹、手足口病などがあります。
各疾患について
水痘(水ぼうそう)
37~38℃台の発熱とかゆみを伴う発疹がみられます。抗ウイルス薬と軟膏による治療が有効です。水疱が全てかさぶたになれば、登園・登校が可能です。
麻疹(はしか)
高熱や咳、鼻水、喉の痛みなどの症状がみられる疾患です。治療として対症療法が行われます。感染力が非常に強いため、ワクチン接種が推奨されます。
風疹
発熱や小丘疹、首・耳の下のリンパ節の腫れなどがみられます。妊娠初期の感染は胎児に影響する可能性があるため、ワクチンによる予防が重要です。
突発性発疹
39℃近い高熱が3~4日間続き、その後、解熱とともに発疹が現れる疾患です。発疹により機嫌が悪くなることもあるため、状況に応じた対応が必要です。
伝染性紅斑
微熱や風邪の症状が出た7~10日後に、頬の赤み(紅斑)や、手足に網目状の発疹がみられる疾患です。症状をみながら対症療法を行います。
手足口病
3~5日の潜伏期間の後、手のひらや足の裏、手指の側面、口の中に小さな水疱ができる疾患です。口内の痛みによる食欲不振や脱水に注意が必要です。
アタマジラミ
人の髪に寄生するアタマジラミが原因で、頭のかゆみを引き起こす疾患です。頭と頭の接触や、タオルなどの共有によって感染する可能性があります。アタマジラミは体長が2~4mmほどあり、肉眼で確認できますが、頻繁に移動するため、発見が困難な寄生虫です。感染を確認するためには、卵を見つける必要があります。卵は白色で0.5mm程度の大きさがあり、引っ張っても簡単には取れません。治療は、シラミ忌避剤フェノトリン(スミスリン)シャンプーを使用して、シラミの幼虫と成虫を取り除きます。ただし、シャンプーでは卵を取り除けないため、卵がかえるまで、複数回に分けてアプローチする必要があります。3~4日に1回の頻度で、合計4回程度使用すると、卵の中にいた幼虫も駆除できます。
重度のアトピー性皮膚炎に
対する注射治療について

改善が難しいアトピーに、注射治療という対応
重度のアトピー性皮膚炎では、外用薬や内服薬だけでは症状の改善が十分に得られないこともあります。当院では、一定の基準を満たすお子さんを対象に、注射による治療にも対応しています。体の過剰な炎症反応を抑えることで、かゆみや皮膚症状の軽減を目指す治療法です。治療の適応や開始時期については、症状の程度やこれまでの治療経過を踏まえ、慎重に判断いたします。定期的な診察を行いながら、安全面にも十分配慮して治療を進めていきます。
子どものアレルギーのお悩み

アレルギーの原因を特定して
状態に応じた治療をご提案します
アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎(花粉症)など、お子さんのアレルギー性疾患は年々増加しています。しかし近年、乳幼児期の皮膚炎を早期に治療することで、将来の食物アレルギーの発症を予防できることが明らかになっています。当院では、一般的なアレルギー治療にくわえて、肌の状態に合わせたスキンケア指導や、食事の注意点などのご説明も行っています。気になる症状は、どんなことでもお気軽にご相談ください。
Consultation
このような症状はご相談ください
- 皮膚のかゆみや湿疹をくり返す
- 春先になると鼻水が止まらない
- 蕁麻疹(じんましん)
- 特定の環境で鼻水が出る
- 吐き気・嘔吐
- 鼻づまり
- 下痢
- むくみ
当院の子どものアレルギー治療

肌のバリア機能を高めて
アレルギーマーチの
発症を予防します
皮膚のバリア機能が低下すると、アレルゲン(アレルギーの原因物質)が体内に侵入し、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、気管支喘息などを発症しやすくなります。これは「アレルギーマーチ」と呼ばれる状態であり、予防するためには適切なスキンケアが欠かせません。当院では、正しいスキンケアや保湿の方法を丁寧にお伝えし、アレルギーマーチの予防をサポートしています。

生活習慣や食事の見直しなどの
ご相談も
お受けしております
当院では、アレルギー治療の一環として、離乳食の進め方や、食事に関するアドバイスなども行っております。ご家族の生活スタイルをお伺いした上で、継続したほうがよいことや、改善できることをお伝えし、不安なく過ごせるようサポートいたします。ちょっとした不安や疑問にも丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談ください。

お子さんのアレルギー治療
についてのお願い
アレルギー治療は長期にわたることが多く、うまくコントロールできるかはご家族のかたのご尽力によるところが大きいです。当院では、治療方針を詳しくご説明し、十分にご理解いただいた上で、一緒に治療に取り組んでいければと考えております。治療中にご不安やご質問が生じた場合は、いつでもお気軽にお尋ねください。
対象となる主な疾患
食物アレルギー
食物アレルギーとは、本来、無害な食べ物を異物とみなし、免疫系が過剰に反応することで起きる疾患です。その重症度はアレルゲンや体質によって異なり、重症例ではアナフィラキシーショックを起こすこともあります。多くの場合、食べ物を口にすることで発症しますが、なかにはアレルゲンを吸い込んだり、アレルゲンが皮膚や粘膜に接触したりするだけで症状が出るケースもあり、注意が必要です。また、口腔アレルギー症候群や、食物依存性運動誘発アナフィラキシーなど、特殊なタイプも存在します。原因となる食べ物は人によって異なり、鶏卵・牛乳・小麦が最も多く、全体の約7割を占めています。
アレルギー性鼻炎(花粉症)
アレルギー性鼻炎(花粉症)は、季節性(スギ花粉など)と通年性(ダニなど)の2種類に分類されます。治療は、アレルゲンとの接触を避けつつ、抗アレルギー薬や点鼻薬・点眼薬を使用し、症状の改善を目指します。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎とは、花粉・ダニがまぶたの裏や目の結膜に付着し、目のかゆみや充血、涙の増加、目やになどの症状を引き起こす疾患です。季節性や通年性などいくつか種類があり、春季カタルと呼ばれるタイプも存在します。診断には、問診や症状の確認のほか、血液検査を行う場合もあります。花粉が原因の場合は、花粉が飛散する少し前に治療を開始し、症状の軽減を目指します。また、幼少期の男の子に多い春季カタルは、症状が重くなりやすいため、眼科と連携した専門治療を行う場合もあります。
エピペン(アナフィラキシーの
補助治療剤)について

アレルギーの体質改善を目指す治療に対応しています
エピペンとは、アナフィラキシーショックに対処するための緊急補助治療薬です。アナフィラキシーショックを起こすと、呼吸困難や意識喪失、血圧低下などをまねき、生命に危険がおよぶ可能性があります。事前にエピペンを携帯しておくと、こうした事態に備えることができ、医療機関に運ばれるまでの症状悪化を防げます。エピペンは劇薬に指定されているため、医師が必要と判断した患者さんのみ処方されます。当院で処方する場合は、使い方や取り扱い方法について丁寧にご説明しますので、ご安心ください。
舌下免疫療法について

アレルギーの体質改善を目指す治療に対応しています
舌下免疫療法とは、アレルゲンを少量ずつ体内に取り入れ、徐々に体を慣らしていく治療法です。ダニアレルギーやスギ花粉アレルギーの治療法として、一般的に用いられています。治療効果には個人差がありますが、症状の軽減や消失も期待できます。ただし、治療期間が3~5年と長いため、ご家族のかたのご協力が必要不可欠です。治療は、血液検査で「スギ」と「ダニ」の反応を確認した上で、開始します。なお、ダニアレルギーの舌下免疫療法は、季節を問わず始められますが、スギ花粉アレルギーは、スギ花粉の飛散時期以外に治療を始める必要があります。
対応できるアレルギー
スギ花粉症とダニによる通年性アレルギー性鼻炎です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が長期間続くお子さんにとって、症状を抑えるだけでなく、アレルギー体質そのものにアプローチできる治療法として選択されています。
治療の対象
原則として5歳以上のお子さんが対象となります。毎日お薬を舌の下で保持する必要があるため、治療内容を理解し、継続できることが大切です。症状の程度や生活環境を踏まえ、適応があるかどうかを丁寧に判断したうえで治療をご提案いたします。
治療の進め方
治療は自宅で行い、決められた量のお薬を舌の下に入れて一定時間保持したあと、飲み込みます。初回は医療機関で服用し、その後はご家庭で継続していただきます。治療期間は3〜5年程度が目安となり、毎日続けることが治療効果につながります。
子どもの泌尿器のお悩み

男女ともにみられる泌尿器のお悩み
不快な症状の原因を見極め丁寧に治療
泌尿器とは、腎臓や尿管、尿道、膀胱などの器官のことです。腎臓は尿を作り、尿道は尿を体外に排出する器官ですが、お子さんの場合、成人とは異なる泌尿器疾患に悩まされることもめずらしくありません。当院では、泌尿器の異常による病気だけでなく、夜尿や頻尿、性器のかゆみ・痛みなどの治療にも対応しています。お子さんの泌尿器系の異変に気づいたら、まずは一度ご相談ください。
Consultation
このような症状はご相談ください
- おしっこが出にくい(排尿困難)
- おしっこの回数が多い(頻尿)・少ない
- おしっこの時に痛みがある
- 陰部を痛がる
- 尿のにおいがいつもと違う
- 陰部にかゆみがある
- 尿の色が濃い・赤い
- 小学生以降もおねしょが続く
男の子でこのような症状が
みられたらご相談ください
- 陰茎の先端が赤い
- 包茎のような気がする
- 陰茎の先端が腫れている
- 下着に黄色い膿がついている
- 睾丸の大きさが左右で違う
- 睾丸の形が不均一
- 睾丸が腫れている
- 睾丸がよく見えない
当院の子どもの泌尿器の治療

お子さんのおねしょに関する
お悩みにも
丁寧に対応いたします
おねしょは成長の過程でよくみられる現象ですが、ご家庭だけでの対応に不安を抱える親御さんも少なくありません。当院では、お子さんのおねしょに関するご相談をお受けしており、一人ひとりの状態に合わせた治療をご提案しています。年齢によっては受診をためらうかたもいらっしゃるかもしれませんが、専門的な治療によって改善を目指せるため、まずは一度ご相談ください。

小児外科の専門性を活かした
泌尿器科診療
当院では、小児外科に精通した小児科医による泌尿器診療を行っています。包茎をはじめ、外科的な治療の可能性がある疾患についても、詳しくご相談いただくことが可能です。また、丁寧に診察を行った上で、治療の必要性や選択肢についてわかりやすくご説明します。お子さんやご家族のかたのご不安に寄り添いながら、より良い選択ができるようサポートいたします。
対象となる主な疾患
男女ともにみられる疾患
尿路感染症
尿路感染症は、細菌が尿道口から膀胱に入ることで起こる泌尿器疾患です。一般的に、尿道が短い女の子のほうが尿路感染症になりやすい傾向がありますが、2歳までは男女差はほとんどありません。感染が膀胱内にみられる状態を「膀胱炎」と呼び、膀胱から腎臓に細菌が入ると、「腎盂腎炎」を引き起こします。赤ちゃんの場合は、発熱(38.5℃以上)や機嫌の悪さなどの全身症状しかみられないことが多く、医師の診断・治療が欠かせません。幼児以降は、腹痛や背中の痛み、排尿時の痛み、おもらし、尿の臭いの変化、血尿などがみられることもあります。年齢に関わらず、高熱を伴う場合は、腎盂腎炎を疑う必要があります。
夜尿症(おねしょ)
5歳を過ぎてもおねしょが続く場合、夜尿症の可能性があります。夜尿症には3つのタイプがあり、膀胱容量が少ない場合は「膀胱型」、夜間に尿が多く出る場合は「多尿型」、両方の要因が重なる場合は「混合型」と診断されます。夜尿症はお子さんの成長とともに改善が期待できる疾患です(10歳前後のお子さんでは、夜尿症の割合は5~7%まで減少します)。ただし、夜尿が他の病気のサインとして現れている場合もあり、医療機関で適切な処置・治療を受けることが欠かせません。当院では、水分補給方法や食事の見直し、薬物療法、アラーム療法などの治療をご提案しております。宿泊を伴う行事の際に、お子さんが困ることのないよう、ますは、お気軽にご相談ください。
男の子だけに起こる疾患
包茎
包茎とは、陰茎の先端が包皮で覆われ、亀頭が見えない状態のことです。実は、男の子は皆、生まれた時から包茎であり、乳幼児期の包茎は「生理的包茎」と呼ばれています。包茎は成長とともに改善されていくため、17歳頃までに包皮が後退していれば特に問題はありません。ただし、成人になっても包皮が後退しない場合(真性包茎)は、治療が必要です。また、成人未満であっても、排尿困難や炎症をくり返す場合や、包皮の輪がせまく亀頭を締め付けている場合(嵌頓包茎)は、治療が必要になります。無理に包皮をめくらず、尿の出方や角度に異常があれば、迷わず受診してください。なお、包皮を下げると亀頭が露出する「仮性包茎」は、治療の必要がありませんが、判断に迷う場合は一度ご相談ください。
亀頭包皮炎
包茎を放置すると、包皮と亀頭の間に汚れがたまりやすくなります。これにより、細菌が増殖して、包皮や亀頭に感染・炎症を引き起こすのが「亀頭包皮炎」です。主な症状として、腫れや痛み、黄色い膿、膿で下着を汚すなどのトラブルがみられます。特に、乳幼児期に多く、成長とともに免疫力が向上すると、感染頻度は低下していきます。亀頭包皮炎は、早期治療が大切です。気になる症状を見つけたら、できるだけ早めに医師の診察を受けましょう。また、再発しやすいので、性器を清潔に保ち、汚れた手で触らないよう伝えることも大切です。









